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家族とつながる家づくり

初めての戸建て住宅購入
2018.02.16

家の間取りを決める前に、まずはゾーニングでイメージを膨らませましょう

あなたは、『ゾーニング』という言葉を知っていますか?

少々専門的な言葉ですが、家のプランを考えるときの大切な作業のひとつです。
もし、あなたが自分好みの家を建てたいならば、是非『ゾーニング』という言葉を頭に入れておくと良いでしょう。

家を建てようと思ったあなたが、自分の夢を叶えてくれそうな住宅建設会社と巡り合ったとします。

資金計画などのお金に関することは頭にあると思いますが、あなたと家族が住む家のプラン(間取り)も決めなくてはなりません。

もちろん、最終的なプランは依頼先の住宅建設会社の設計士が作成してくれます。
しかし、プランを作成する前段階で行う『ゾーニング』と呼ばれる方法があります。

ここでは、家族の要望を聞き取りし、家を建てる敷地も決まっていることを前提に『ゾーニング』についてお話したいと思います。

ゾーニングって一体何?

では、『ゾーイング』って一体何のことなのでしょう?

ゾーニングとは、キッチン、居間、お風呂、脱衣所、寝室、子供部屋など各々の部屋をきっちり配置してプランを作成するのではなく、似ている部屋をひとまとめ(ブロック)にして、そのブロックを家のどこに配置するかを大まかに決める方法です。

ゾーイングのイメージは次の図の通りです。

630420  ZO-INNGU.jpg

もちこん、このゾーニングは実際にプランを作成する設計士も行う前作業です。
しかし、詳しい間取りを作れないあなたでも、ソーイングであればできるはずです。

家のゾーニング

家のプランを作る時、どのブロックをどこに『ゾーニング』するかを決めていきますが、まずは主要なブロックを家族の要望を反映させながら並べていきます。

家の主要なブロックといえば、家族が集まるLDK。
LDKは家族がいつも集まる部屋だからこそ、一日中陽の光が差し込む東南の角にしよう!!など、大切な部屋から順に『ゾーニング』していくと、その他のブロックの配置が決めやすくなります。

LDKは一つのブロックなので、横に並べようが、縦に並べようが一まとまりで丸く配置します。

『ゾーニング』は、実際にプランを作ることではありません。
したがって、ブロックの大体の大きさの円を描いて並べていけばよいのです。

ゾーニングを実際に行ってみると、全体的なイメージをつかみやすくなります。
そしてこの作業は意外と簡単なので、あなたも是非一度試してみてください。

敷地内のゾーニング

ゾーニングは一般的には「家」のゾーニングを行ないますが、同時に「敷地全体」のゾーニングも行なうと、敷地全体のバランスが把握できます。

まずは家以外で敷地にゾーニングするケースを考えてみます。

・カーポート(何台駐車するのか、お客様用のスペースは?)
・自転車置き場は(3台の自転車を置ける場所はどこ?)
・アプローチ階段やスロープ
・樹木、井戸、池、お稲荷さん等の既存の物

これらのブロックを敷地のどこに『ゾーニング』していくかも、家の配置や、敷地の大きさとの割合を考える上で重要なことです。

ここで、敷地内の『ゾーニング』で特に考慮したい点を少しお話ししましょう。

それは、カーポートです。
何故なら、車のドアを開けるためのスペースも考慮しなくてはならないからです。
車の大きさだけでカーポートの広さを決めるなんてことは絶対にしてはいけません。

例えば、敷地が狭く、車2台を停めるスペースを充分に確保するのが難しい場合。
運転座席側が2台停めた中央になる様に、1台は直進駐車で、もう1台はバックで駐車するという方法もあります。
(2台ともに右ハンドルであることが前提ですが。)
そうすれば同時にドアを開けない限りは、真ん中のスペースを共有でき、少し余裕なスペースを確保できるのです。

特に車が必需品という地域では、車庫入れや車の乗り降りの利便性が悪いと、その度にストレスを感じます。

だからこそ車を停められればよい、という考えだけでなく、車の旋回半径を考えて駐車をしやすくしたり、車から降りて玄関に向かう動線も考えてゾーニングできると良いのです。

敷地のゾーニングはこのように行いますが、併せて家のゾーニングもしないと、敷地全体の全体のイメージが出来上がりません。
したがって、敷地のゾーニングと家のゾーニングは並行して行うことをお薦めします。

住む人の感覚を大切に

敷地の『ゾーニング』をするときに、もうひとつ考慮して欲しいことがあります。

それは住む人の感覚に『向き』がある、ということです。
方位ではなく『向き』です。

建替えの場合、住む人は敷地の方位を当然把握していると思います。
もちろん、土地を購入する場合でも、敷地調査書を見れば方位はわかります。
方位がわかれば、時間毎の日の差し込み方や、隣家の窓の位置もおおよそ検討がつくはずです。

しかし、それとは別に住む人の感覚の『向き』があるものです。
特に建替えの場合、住む人が既に持っている方角に対する感覚のようなものが必ずあるものです。
これが意外に大切なのです。

『向き』とは、例えば、海、山、川、神社、寺、駅の方角や、商店街の位置、大通りの位置、一方通行の道路、子供の学校の方角、ゴミ出しの場所、等々がこれにあたります。
言葉で表すのは少し難しいですが、いわゆる身体に染み付いた感覚的な方角のことです。

例えば、ゴミ出しの場所は家の門を出て右斜め前のお宅の角とか、家の裏には川が流れている、などです。
そういった住む人に既に染みついた方角の感覚も可能な限りゾーニングをするときに盛り込みたいものです。

とはいっても『向き』までを考慮してゾーニングするのは、素人にはかなり難しいので、設計士に任せてしまうほうが良さそうです。
地元に永く住み、その地域を知り尽くした設計士の方であれば、『向き』も考慮したゾーニングをできるはず。
でも、しっかり言わないと伝わらないこともあります。
打合せのときに、しっかり伝えられるとよいですね。

私が言いたいのは、あなたが家を建てるとき、正確な家の間取り作成は設計士に任せ、あなたはゾーニングという方法で家のおおよそのイメージを描くことが大切だということ。

また、ゾーニングには家の中のゾーンニングと敷地全体の二つがあるということ。
家と敷地の両方を併せてゾーニングすれば、バランスのとれた家の出来上がりをイメージすることができるはず。
あなたも一設計士になってつもりでゾーニングをしてみれば、家づくりがもっと楽しくなるでしょうし、近い将来出来上がる家への愛着がさらに増すことでしょう。

630420 ゾーニングカラー①.jpg630420 ゾーニング白黒②.jpg

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