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建物のはなし
2018.12.21

エネルギーをかしこく使う家。注目のスマートハウスとは?

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近ごろの家づくりで注目される「スマートハウス」。
住まいのエネルギーに関する言葉とは知っていても、詳しくは分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回はエネルギーを賢く使って家計にも地球にもやさしい暮らしを実現できる、スマートハウスについて考えてみましょう。

スマートハウスの定義とは?

スマートハウスとは、ITの技術を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住まいのこと
より効率的にエネルギーを利用するための工夫が加えられた省エネ住宅のことを指します。

スマートハウスは住宅関連の概念であり、明確な定義はありません。
しかし、一般的には「太陽光発電システムや蓄電池などの設置によって家電などをコントロールすることで、CO2の排出を削減する省エネ住宅」が定義とされています。
また、スマートハウスに関係したエネルギー機器は大きく分けて3つあり、「省エネ機器(エネルギーを省く機器)」「創エネ機器(エネルギーを創る機器)」「蓄エネ機器(エネルギーを蓄える機器)」に分類されます。

近ごろでは、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムを導入し、エネルギーを管理している住まいをスマートハウスと呼ぶことが増えています。

スマートハウスのメリットとデメリットとは?

家計をサポートし、環境にもやさしい暮らしができるスマートハウス。
マイホームとして申し分のない家に感じますが、実際に採用するとなると「どれだけお得になるの?」「デメリットはないの?」といった疑問が浮かぶものです。
スマートハウスにはどういったメリット・デメリットがあるのか見てみましょう。

メリット1:電力消費の節約につながる

スマートハウスではHEMSを利用し、エネルギーの消費量を常に把握することができます。
その結果として、毎日の電力消費の節約をサポートしてくれるでしょう。
もちろん、HEMSそのものにもエネルギー節約につながる機能が備わっています。
生活を送るうえで優先度の低い家電の電力を節約する、家の明かりを消灯するなどを自動で行うのも節約機能のひとつです。

メリット2:経済的なメリットにつながる

一般的に、生活で必要な電力は電力会社から購入します。
しかし、太陽光発電を用いれば家庭でエネルギーを生み出せるため、電力会社から購入する電力を減らせるように。
電気料金を削減できるだけでなく、太陽光で発電した電力のうち、余った分を売電して収入も得られます。

太陽光発電だけでなくHEMSや蓄電池を用いると、さらに効率的なエネルギーの活用が可能になり、経済的にも大きなメリットが得られます。

メリット3:健康面でのメリットにつながる

スマートハウスでは、省エネ効率を高めるために断熱性能が重視される傾向に。
天井や外壁、床下、窓などに適切な断熱部材が用いられ、高い断熱性を誇ります。
そのため、家全体が暖かくなるというメリットも期待できるでしょう。

また、断熱性に配慮された住宅であるため、急激な温度変化が体に与える負担を抑えます。
温度が急に変化すると血圧が乱高下して意識を失ったり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしたりすることがあり、こうした温度差による悪影響は「ヒートショック」と呼ばれます。
スマートハウスはその予防にも貢献します。

メリット4:災害時の電力トラブル対策にもつながるメリット

災害が発生した場合、電力の供給がストップしてしまうことも予想されます。
そんな非常事態が起こったとしても、スマートハウスなら自宅でエネルギーが創れるため、緊急時の備えとしても役立つでしょう。

例えば、近ごろのHEMSは災害対策としても注目を集めています。
HEMSに加え太陽光発電システムと蓄電池を導入しているスマートハウスの場合、災害が起こり停電になったとしても、電力会社からの電力が供給されていないことを制御用分電盤が検知し、HEMSに転送。
太陽光発電システムによって発電した電力を利用するモードに切り替わり、電力を直接利用できる仕組みが採用されています。

デメリット:やはり気になるコスト面

長期的な視点に立てば、効率的にエネルギーを利用するためお得につながるのですが、やはり導入時のイニシャルコストがかかってしまいます。

「省エネ機器」「創エネ機器」「蓄エネ機器」などを導入することで、エネルギー活用の幅が広がるため、将来的にみて家計にとってプラスになるでしょう。
しかしその分、導入時のコストはとても大きくなってしまうもの。
エネルギー機器の導入当初は「ほんとにお得なの?」と不安に感じてしまうこともあるでしょう。

家庭で消費するエネルギー量はそれぞれ異なります。
また、導入する設備によってエネルギーを創り出す量や蓄電しておける量も変わるものです。
家族のライフスタイルや導入を検討している機器によってどれだけのお得が生み出せるのか、シミュレーションしたうえで検討することをおすすめします。

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ZEHとはどう違うのか?

効率的にエネルギーを活用する住まいとして、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)という言葉を耳にしたことはありますか? 
ZEHとは、住まいの断熱性や省エネ性能をアップし、太陽光発電などでエネルギーを創る住宅のこと。
スマートハウスとよく似ているため、どちらも同じ省エネ住宅のように感じてしまうかもしれません。

ZEHとスマートハウスの決定的な違いは「エネルギーをゼロ以下にできるかどうか」にあります。
もちろん、省エネ住宅という観点は同じなのですが、ZEHでは「年間の消費エネルギーのすべてを自宅でまかなう」という点が、スマートハウスとは異なる点なのです。

通常、消費エネルギーのすべてを自宅でまかなうZEHのほうが、スマートハウスよりもコスト削減につながります。
自宅でのエネルギー活用のスタイルと導入コストの両方を考えながら、比較・検討しましょう。

 ↓ ↓ ↓ ZEHをもっと知りたいかたはこちらの記事を!!
 ZEH特集① ゼロエネルギーハウス(ZEH)は価格が高い?ZEHは本当にお得なの?

スマートハウスの対象となる補助金について

日本全体でもエネルギーへの関心が高まっていることから、今後スマートハウスの普及がさらに進むことが見込まれており、国による補助金などの支援も進められています。
スマートハウス関連機器にはさまざまな補助金制度が設けられていますが、実施の有無や内容は時期によって異なります。
今後は各地方自治体が独自で補助金制度を運営していくことが予想されるので、マイホームを建てる地域の自治体ホームページなどでチェックしてみましょう。

賢くエネルギーを使いお得に暮らす

これからは、エネルギーを使う時代からエネルギーを管理する時代に
環境にもやさしく家計にもプラスになるメリットがあることから、スマートハウスは意識したい選択肢のひとつだといえるでしょう
かしこくエネルギーを使ってお得に暮らせる省エネ機器はたくさんあります。
家族のライフスタイルを考え、どのような機器を導入すれば効率的なエネルギーの利用ができるのか。家族で理想のスマートハウスについて語ってみてはいかがでしょうか。

<参考記事>

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もっとZEHに詳しくなりませんか?日本のZEHの基準について!!記事はこちらから
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